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人間が歴史的に利用してきた水銀の産地特定に関する研究(平成 23年度)
Determination of origin for historically utilized mercury in human society

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
1012CD006
開始/終了年度
2010~2012年
キーワード(日本語)
水銀同位体,マルチコレクター型誘導結合プラズマ質量分析
キーワード(英語)
Mercury Isotope, MC-ICPMS

研究概要

ヨーロッパ、中国、そして国内の様々な辰砂鉱山から採掘された辰砂の水銀同位体比を測定する。それと同時にローマ帝国の遺跡や西日本各地の弥生・古墳時代の王墳かそれに近い墳墓から採集された遺跡朱の水銀同位体比を測定して、遺跡朱の起源を特定する。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

2010年は硫化水銀(辰砂)の水銀同位体比分析法を確立させる。
2011年は辰砂の水銀同位体比を測定する。
2012年は遺跡朱の水銀同位体比を測定する。

今年度の研究概要

確立した辰砂の水銀同位体分析法を用いて国産、中国産、そしてヨーロッパ産の辰砂の水銀同位体比を分析する。

外部との連携

近畿大学
独立行政法人理化学研究所

課題代表者

武内 章記

  • 環境リスク・健康領域
    リスク管理戦略研究室
  • 主任研究員
  • Ph.D
  • 地学,化学
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