- 予算区分
- AQ センター調査研究
- 研究課題コード
- 1111AQ002
- 開始/終了年度
- 2011~2011年
- キーワード(日本語)
- 成層圏,オゾン
- キーワード(英語)
- stratosphere, ozone
研究概要
成層圏オゾンに関する化学過程の定量的把握を目的として、わが国の大気観測センサ、超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(SMILES)からのデータを活用した解析的研究を実施する。
研究の性格
- 主たるもの:基礎科学研究
- 従たるもの:
全体計画
南極極渦内で取得されたHClの高度分布について、気象データと組み合わせた解析からそのデータ質評価を実施する。次に北極極渦内で取得されたClOの高度分布からClOOClの熱平衡定数に係る基礎的な化学情報を導出する。
今年度の研究概要
公募研究者のみが取得可能なSMILESのバージョン1.3を利用して予備解析を実施する。次に夏以降にリリース予定の一般公開バージョンのデータセットを利用してHClのデータ質評価を行い論文としてまとめる。また、北極のClOデータを気温の関数として統計処理を行いClOOClの熱平衡定数を導出する。過去の室内実験値や限られた観測からの導出値と比較検討する。
- 関連する研究課題
課題代表者
杉田 考史
- 地球システム領域
地球大気化学研究室 - 主幹研究員
- 理学
- 地学