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わが国都市部のPM2.5に対する大気質モデルの妥当性と予測誤差の評価
−(3)相互比較による大気質モデリングの妥当性検証と予測精度評価−(平成 22年度)
Estimation of reproducibility and prediction error of urban air quality model for PM2.5 pollution in Japan - (3) Estimation of model performance based on the model intercomparison experiments -

予算区分
BD 環境-環境技術
研究課題コード
1012BD003
開始/終了年度
2010~2012年
キーワード(日本語)
都市大気質モデル,モデル相互比較,二次粒子,PM2.5
キーワード(英語)
Urban air quality model, Model intercomparison, Secondary particles, PM2.5

研究概要

二次粒子成分などのPM2.5濃度に対する化学輸送モデルの再現性を向上し、モデルをわが国のPM2.5対策検討に「使える」ツールとして確立することを目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

PM2.5日平均濃度の時間・空間変動に対する再現性を改善するとともに,予測精度(誤差)を明確に提示することを目標とする。そのために、全体として、(1)二次生成成分の時間・空間分布の把握と二次粒子生成サブモデルの検証、(2)二次粒子生成に係わる未把握原因物質の排出インベントリ構築、(3)相互比較による大気質モデリングの妥当性検証と予測精度評価、を進めるが、この中で我々は(3)を担当する。

今年度の研究概要

PM2.5のモデル比較計算の標準入力条件とデータを作成し、比較計算の参加者に配布するとともに、自らも濃度計算を実行する。その結果を収集して比較・解析し、モデルの妥当性と予測精度を評価する。

課題代表者

大原 利眞

担当者