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内分泌撹乱化学物質等の管理と評価のための統合情報システムに関する研究(平成 17年度)
Integrated environmental assessment and management system for EDCs and chemicals

予算区分
AA 重点特別
研究課題コード
0105AA169
開始/終了年度
2001~2005年
キーワード(日本語)
環境情報,地理情報システム,環境モデル,リスク評価,リスク管理
キーワード(英語)
ENVIRONMENTAL INFORMATION,GEOGRAPHIC INFORMATION SYSTEM,ENVIRONMENTAL MODELING,RISK ASSESSMENT,RISK MANAGEMENT

研究概要

内分泌撹乱化学物質の管理と評価を統合的に行うことを目的として、地理情報システム(GIS)をベースとした情報システムの構築を行う。本システムは、(1)環境中の存在状況、野生生物への影響等に関するモニタリング・研究成果のGIS上への集約、(2)排出源情報と環境中の存在状況を結合するための環境モデルシステム、(3)内分泌撹乱作用の毒性評価のためのデータ・手法の開発、を行い、内分泌撹乱化学物質のGISシステム上での評価と管理管理を行うシステムを開発する。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

河川構造と水量等の河川情報データベースを構築し、GISシステム上に河川モデルを構築する。更に、河川モデルに大気グリッドを複合させた、大気グリッド-河川流域複合多媒体モデルを開発する。これらのモデルのGISシステム上への組み込みを行い、定常的な条件におけるケーススタディーを、河川モデル、多媒体モデル双方について実施する。(13年度~14年度)各モデルについて、非定常の取り扱いを検討し、モデルの改良を行う。これらを用いた更に詳細なモデルの改良を進める。モニタリングデータのGIS上への集約に基づき、地理統計的手法の検討を行う。(15年度~16年度)以上をまとめ、GIS上における内分泌撹乱化学物質の評価、および今後の対策等の進展に伴う管理を効率的に行うための情報システムを構築する。(17年度)

今年度の研究概要

グリッド-流域複合多媒体モデルのケーススタディーを実施し、モニタリングデータを用いたモデルの検証、必要な改良等を進め、内分泌かく乱化学物質のリスク評価に関する試みを行う。

備考

内分泌かく乱化学物質のリスク評価と管理に関する研究

課題代表者

鈴木 規之

  • 企画部
  • フェロー
  • 博士(工学)
  • 工学,化学,土木工学
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担当者