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超高磁場多核種MRSを用いる脳機能発現の代謝機構の研究(平成 16年度)
Study on the metabolism underlying brain function using an ultra high field multinuclear MRI system

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
0406CD489
開始/終了年度
2004~2006年
キーワード(日本語)
脳機能,超高磁場,多核種,MRI
キーワード(英語)
BRAIN FUNCTION,ULTRA HIGH FIELD,MULTINUCLEAR,MRI

研究概要

4.7T人体用超高磁場MRI分光計上に整備した多核種MRS測定法の高度化をはかり、脳の機能発現に伴う代謝変化を測定・解析することを目的とする。このため、脳機能発現をガイドとする関心領域設定法をシステムに付加すること、4.7Tの高磁場におけるEPI高速イメージング法を整備すること、1H局所スペクトル測定法を高感度化してこれまでの10分の1の測定時間で脳機能の発現に伴う代謝物の変動を捕らえる方法を開発することを目標とする。さらに、多核種を用いた測定で、磁気標識法や、安定同位体標識法等、代謝物の代謝速度を計測できる測定法の導入をはかる。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:

全体計画

平成16年度
脳機能発現をガイドとする関心領域設定法の構築。平成17年度
新しい信号検出システムを用いる測定の高感度化。平成18年度
多核種測定による脳機能発現と代謝の解析。

今年度の研究概要

4.7T人体用超高磁場MRI測定システムに脳機能賦活のための刺激呈示の機構を組み込み、脳機能発現をガイドとする関心領域設定法をシステムに付加する。また、1H局在化スペクトルの高感度化をはかり、代謝物の定量方法の検討を行う。

課題代表者

三森 文行

担当者