ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方

環境イノベーション戦略に関する戦略的データベース構築(平成 16年度)
Development of strategic database for analizing environmental innovation strategies

予算区分
BY 環境-委託請負
研究課題コード
0404BY484
開始/終了年度
2004~2004年
キーワード(日本語)
イノベーション,環境産業,経済
キーワード(英語)
INNOVATION,ENVIRONMENTAL INDUSTRY,ECONOMICS

研究概要

アジア太平洋地域は世界で最も大きな経済発展のポテンシャルを有しているとともに、多様で優れたエコ・システムに恵まれた地域でもある。このため、今後、生態系保全をはじめとする環境保全と経済成長との間に深刻なトレードオフが生じる可能性が高く、持続可能な発展を遂げるためには、様々な環境分野保全のみならず経済活動の分野にあらゆるイノベーションを導入することが不可欠である。さらに、環境に配慮した社会経済システムの構築に向けた総合戦略を明らかにし、経済・産業政策、科学技術政策、国土利用政策、社会資本整備政策、国際協力等、アジア諸国の根幹的政策の中にこれらのイノベーションを組み込んで行かなければならない。本業務は、持続可能な発展に向けたイノベーション及びこれらを組み込んだ総合戦略をデザインするため、戦略的データベースの構築を行うことを目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:政策研究
  • 従たるもの:

全体計画

(1) 戦略的データベースの構築・改良(2) アジア太平洋環境イノベーションに関するデータ収集(3) 戦略的データベースの入出力インターフェイスの改良(4) イノベーション戦略に関するキャパシティービルディング

今年度の研究概要

(1)戦略的データベースの構築・改良APEISのIEAプロジェクトで進めている戦略的データベースにおいてアジア太平洋に適用できるイノベーション戦略をできるだけ多く取り込めるよう、データベース構造の改良を行う。(2)アジア太平洋環境イノベーションに関するデータ収集アジア太平洋地域におけるイノベーション戦略の要素は国や地域により異なるため、(1)で改良した戦略的データベースに格納するデータをアジア各国から追加収集・整理を行う。(3)戦略的データベースの入出力インターフェイスの改良モデル開発者だけでなく、政策決定者や関心のある市民など幅広い人々が使えるよう戦略的データベースの入出力インターフェイスの改良を行い、戦略的イノベーションの役割をわかりやすく表示する。(4)イノベーション戦略に関するキャパシティービルディング
戦略的データベースなどで導き出されるイノベーション戦略に関するキャパシティビルディングワークショップを行う。

課題代表者

甲斐沼 美紀子

担当者