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表彰

受賞者氏名:青木 康展,遠山 千春,山本雅之(筑波大学),能美健彦(国立医薬品食品衛生研究所)
受賞年月日:平成13年12月4日
賞の名称:武田計測先端技術知財団「武田研究奨励賞(優秀研究賞)」
受賞対象:酸化ストレス高感受性動物を用いた環境バイオセンシング手法の開発
受賞者からひとこと:
 すばらしい共同研究者の方々と共に栄誉ある賞を受賞し光栄です。ここ10年ぐらい考えてきた、まるごとの実験動物を用いて環境の状態を測るというアイディアを評価していただき感激しております。発想の出発点は国立環境研究所(当時、国立公害研究所)に採用されたときに遡ります。研究所で仕事を始めてすぐに、それまで経験してきたラボで実験動物を扱うセンスと、フィールドで野生生物を扱うセンスがあまりに違うことに驚きました。環境汚染物質などの環境因子が人を含めた生物に及ぼす影響を知りたいという問題意識は両者とも同じですから、両者の利点を活かして環境の状態を的確に把握する手段はないかと長い間考えてきました。振り返りますと、国立環境研究所に在籍して多くの方々と議論し、研究を進めていたからこそ初めて発想できた観点がかなり多いことに気がつきます。改めて、これまでお世話になった所内外の方々に御礼申し上げます。 (青木)

人事異動

(平成14年4月1日付)
松井 佳巳 転任 環境情報センター長(環境省総合環境政策局総務課環境研究企画官)
阿部 重信 事務代理解除 環境情報センター長(環境情報センター情報管理室長)