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2013年11月25日

COP19/CMP9における国環研のブース展示

 2013年11月11日(月)から16日(土)まで、ワルシャワで開催されたCOP19/CMP9の会場の展示ブースエリア内で、国立環境研究所はアジア低炭素社会実現へ向けたシナリオ、全球気候モデルMIROC5を用いた将来の気候シミュレーションの結果、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)が観測した温室効果ガス濃度データを用いて作成した全球二酸化炭素濃度の変動シミュレーション及び開発中の温室効果ガス観測技術衛星2号(GOSAT-2)の最新進展状況、環境省環境研究総合推進費による地球温暖化研究等の幅広い環境研究の取り組み状況とその成果などを展示しました。

 多数の国の代表が激務の中、国立環境研究所のブースを訪ね、展示資料及びデータ情報を持ち帰られました。アフリカ諸国の代表らは、アジア低炭素社会実現へ向けて提唱された代表的な10のアクションに対し高い関心を示していました。

 展示期間中、世界初の温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)のプロジェクトリーダーである地球環境研究センター衛星観測研究室の横田達也室長は、中国「人民日報」、中国国際ラジオ局の取材を受けました。

 地上や海上の温室効果ガス観測に加え、衛星による温室効果ガスの観測が実現し、観測ポイントの不足や地域の偏りなどの問題が解決されたことで、日本の温室効果ガス観測技術衛星開発への取り組みは、気候変動枠組条約への科学面での貢献として高く評価されました。

ブース展示

  • 配付資料(英文)