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モンスーンアジア稲作暦(MARC):Sentinel-1&2画像に基づくモンスーンアジアの格子状稲作暦

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このデータセットは、Sentinel-1とSentinel-2の衛星画像に基づき、モンスーンアジアの稲作暦をグリッド化(0.5度)したものである。このデータセットでは、特徴量ベースのアルゴリズム(Zhao et al., 2023)を用いて、稲の移植日と収穫日を抽出するとともに、フィットしたワイブル関数を用いて稲の作付け数を自動認識する。移植日と収穫日の変動は、2019年と2020年の1年間に3×3画素の窓でフォンミセス法を用いて計算した。本データセットでは、グループベースの米暦とグリッドベースの米暦の2種類の米暦と、これら2種類の米暦のばらつきをそれぞれ提供している。

概要

作成者
データ公開日
2023/07/28
データ提供期間
2019/01/01 - 2020/12/31
データ提供機関
国立研究開発法人 国立環境研究所
Email: cgerdb_admin(at)nies.go.jp
DOI
ファイル形式
データ容量
264 KB
バージョン
ver.1.0(最終更新日: 2023/07/28)
データセットの言語
英語

データセット

項目
移植日、収穫日、作付回数、移植日のばらつき、収穫日のばらつき
ドメイン
リージョナル
時間分解能
1日
空間分解能
0.5x0.5 度
領域
【緯度】-10 - 53.5 度
【経度】61 - 153 度
計算方法
Sentinel-1衛星画像とSentinel-2衛星画像から、それぞれ垂直-水平方向の後方散乱、植生指数(Enhanced Vegetation Index: EVI)と正規化差分黄色指数(NDYI)の時系列を抽出した。これらの時系列データにLOESSにより平滑化した。平滑化した時系列データからVHの最小値とNDYIのピーク値を検出することで、移植日と収穫日を検出するアルゴリズムを利用した。稲作の作付回数はワイブル関数を用いて検出している。空間的な平滑化を行うため、2019年と2020年の3×3ピクセルウィンドウを用いて、フォンミセス法により移植日と収穫日の変動を算出した。
キーワード
【フリーワード】
Rice calendar、Gridded、Sentinel-1、Sentinel-2、Monsoon Asia、
Number of cropping、Transplanting date、Harvest date
【GCMD_Platform】
Space-based Platforms > Earth Observation Satellites > Sentinel-1 and Sentinel-2
Other > Maps
【GCMD_Science】
Agriculture > Agricultureral plant science > Cropping systems
更新履歴
【2023/07/28】
バージョン1.0を公開(ver.1.0)

参考情報

参考文献
Zhao, X., Nishina, K., Akitsu, T.K., Jiang, L., Masutomi, Y., and Nasahara, K.N. (2023) Feature-based algorithm for large-scale rice phenology detection based on satellite images, Agricultural and Forest Meteorology, 329, DOI:10.1016/j.agrformet.2022.109283.

助成機関

助成機関
助成機関名: NEDO
助成番号: JPNP18016

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ライセンス
引用の書式
本データセットを引用する場合は、原則として、以下のように表記しなければならない。
Zhao et al. (2023), Monsoon Asia Rice Calendar(MARC): a gridded rice calendar in monsoon Asia based on Sentinel-1 and Sentinel-2 images, Ver.x.x*1, NIES, DOI:10.17595/20230728.001. (Reference date*2: YYYY/MM/DD)
*1 バージョン番号はファイル名に記載されている。
*2 Reference date は、ファイルをダウンロードした日付を記載すること。

助言などの提供

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