データのダウンロード
本データセットは日本域1kmのバイアス補正気候シナリオです。水平格子間隔2kmのNHRCMで力学的にダウンスケーリングした結果(SOUSEIプログラム;Murata et al. 2017)にバイアス補正を施しています。将来の海面水温として、CMIP5の複数のモデルの熱帯海面水温変化から得られた4種類のパターンを与えた実験結果が利用可能です。排出シナリオはRCP8.5であり、現在実験は1981-2000年、将来実験は2077-2096年のそれぞれ20年間を対象としています。
バイアス補正手法にはIizumi et al. (2010; 2011; 2012; 2014; 2017) が開発したノンパラメトリックな手法であるCDFDMを月ごとに改良して実施しています。観測値として農研機構によるメッシュ農業気象データを用いております。現在8変数(日最低・最高・平均気温、降水量、全天日射量、下向き長波放射、風速、相対湿度)の日データが利用可能です。
概要
作成者
|
|
データ公開日
|
2022/04/15
|
データ提供期間
|
2077/01/01 - 2096/12/31
|
データ提供機関
|
国立研究開発法人 国立環境研究所
Email: cgerdb_admin(at)nies.go.jp |
DOI
|
|
ファイル形式
|
|
データ容量
|
~90 GB
|
バージョン
|
Ver.1.1(最終更新日: 2023/04/18)
|
データセットの言語
|
英語
|
データセット
項目
|
日最低・最高・平均気温(度)、降水量(mm/day)、全天日射量(MJ/m2/day)、風速(m/s)、相対湿度(%)、下向き長波放射量(MJ/m2/day)
|
ドメイン
|
日本(東経122-146度、北緯24-46度、陸上のみ)
|
時間分解能
|
1日
|
空間分解能
|
1 x 1 km
|
計算方法
|
CDFDM法を月別補正に改良し、20年分のデータを用いてバイアス補正を行った。モデル誤差を定義する基準期間として、モデルと観測値ともに1981-2000年の日別値を用いた。観測値としてメッシュ農業気象データ(大野ら, 2016)を使用した。オリジナルのNHRCMデータは9月から翌年の8月末までを対象とした1年ごとのタイムスライス実験で構成されているが、補正後は1月から12月のデータに整備されている。日平均、日最高、日最低気温と下向き長波放射についてはGCMの線形トレンドを保存する。
|
キーワード
|
【GCMD_Platform】 Other > Models > Climate Models
【GCMD_Science】Atmosphere > Atmospheric Temperature > Surface Temperature > Air Temperature
【自由記述】Atmosphere > Precipitation > Precipitation Amount 気候シナリオ、NHRCM、バイアス補正、CDFDM、影響評価
|
更新履歴
|
【2023/04/18】 排出シナリオRCP2.6に対応した気候シナリオを追加で公開しました。Ver.1.1。
【2022/04/15】データが公開されました。Ver.1。
|
利用規約*
*当サイトをご利用いただいた場合は、本利用規約に同意いただいたものとさせていただきます。
本データセットの作成者(以下、作成者)は、本データセットの二次的利用を希望する者(以下、利用者)に対し、以下の条件のもとで本データセットの二次的利用を許諾する。
許諾の範囲
|
利用者は、本データセットを第三者に再配布してはならない。利用者は本データセットをもとにして新たに知的生産物 (以下、派生物) を作成して公表することができる。
|
最新版の利用
|
利用者は、特別の理由がない限り、本データセットの最新版を利用しなければならない。
|
出典の明記
|
利用者は、派生物に、その派生物が本データセットを利用して二次的に作成されたものであることを明記しなければならない。
ただし作成者は、利用者に対し、派生物から出典の記載を削除するように要求することができる。その場合、利用者は、合理的に実施可能な範囲で、派生物から出典の記載を削除しなければならない。 |
引用の書式
|
本データセットを引用する場合は、以下のように表記しなければならない。
石崎 紀子, 2022: 力学的ダウンスケーリングデータNHRCM02をベースにしたCDFDM手法による日本域バイアス補正気候シナリオ, Ver.x*1, 国立環境研究所, doi:10.17595/20220415.001. (参照*2: YYYY/MM/DD)
*1 使用したデータのバージョン番号を記載すること。 *2 参照年月日は、ファイルをダウンロードした日付を記載すること。 |
問題報告
|
本データセットの内容について、不備や誤り、またはその疑いのある記述を発見した場合、利用者は、その情報を速やかにデータ提供機関に報告しなければならない。
|
無保証及び免責
|
作成者およびデータ提供機関は、本利用規約に基づく本データセットの利用に関して一切の保証をしない。
利用者は、派生物の内容について、作成者またはデータ提供機関が何らかの保証を与えているかのような表現を、作成者に断りなく行なってはならない。 本データセットの利用によって何らかの損害が生じた場合、いかなる損害であってもすべて利用者が責任を負うものとする。 |