ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方
2014年8月29日

木漏れ日便り

 研究所の夏の大公開では、構内の自然を案内する企画があります。きれいに草刈りをすると植物だけでなく昆虫もいなくなってしまうので、それまでは林内の草刈りを控えています。そこで見られる初夏の花をご紹介します。年によって前後しますが、6月の末ごろから咲き始めるのはオカトラノオ(写真1)やウツボグサ(写真2)です。7月半ばごろになると、ヤブカンゾウ(写真3)、コバギボウシ(写真4)、コオニユリ(写真5)などが見られます。そして7月末の草刈り直前にはワレモコウ(写真6)が咲き始めます。これらの植物はいずれも地下に栄養を貯める多年草なので、種ができる前に刈られてしまっても、来年も同じところに生えてきます。

(竹中明夫)

左上:オカトラノオ(写真1)、右上:ウツボグサ(写真2)、左中:ヤブカンゾウ(写真3)、右中:コバギボウシ(写真4)、左下:コオニユリ(写真5)、右下:ワレモコウ(写真6)

関連研究報告書

表示する記事はありません