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国立環境研究所研究報告 R-158-2001 (平成13年3月発行)
「亜熱帯域島嶼生態系の保全」-環境庁未来環境創造型基礎研究推進費研究課題「亜熱帯域島嶼の生態系保全手法の開発に関する基礎研究(平成9~11年度)」 報告書-

 東京から約1000km南に位置する亜熱帯の小笠原諸島は19世紀には捕鯨の拠点として世界的に注目されており,米国のペリーが浦賀来航の直前にその中の父島に寄港している。かつてそこは鯨やウミガメ,航海に欠かせない豊富できれいな水のある緑の無人島-太平洋の楽園-であった。海洋島であるゆえに種の約3割が固有種の豊かな自然の島嶼で,東洋のガラパゴスと称されている。昨今の森林の伐採,開発及び移入種の侵入のため,希少な固有種が滅びつつあるなか,その緊急を要する生物多様性の保護と,自然資源を未来世代に引き継ぐための保全手法の開発を目的として本研究は行われた。本報告はその研究成果を取りまとめたものである。島嶼生態系の多様性把握手法の開発,維持機構の解明,移入種問題,保全のためのモデリングと評価手法についての研究成果31編が掲載されている。これらの研究成果が島嶼生態系の保全の礎となり,小笠原諸島がいつまでも亜熱帯域の生き物たちの楽園であることを望みたい。

 (生物圏環境研究領域 野原精一)

国立環境研究所研究報告 R-159-2001
「ILAS-IIデータ処理運用施設 利用の手引き 第1版」(平成13年2月発行)

 環境省の開発したオゾン層観測センサー「改良型大気周縁赤外分光計II型;ILAS-II」が,宇宙開発事業団のADEOS-Ⅱ衛星に搭載されて平成14年2月に打ち上げられ,極域オゾン層の観測が開始される予定である。国立環境研究所では,その観測データ(大気を透過した太陽光の分光スペクトルデータ)を,オゾン濃度の高度分布などの情報に解析処理し,結果を保存・提供するための計算機システムを開発・整備している。本報告書は,ILAS-IIデータ処理運用施設の利用者を対象に,計算機と周辺機器など利用可能な設備環境を解説し,それらの利用方法やユーザ登録の方法などについて記述した手引き書である。なお,本施設のユーザは,ILAS-IIプロジェクトの登録研究者に限定される。

 (地球環境研究センター 横田 達也)

国立環境研究所研究報告 R-161-2001
「ILAS-II Data Handling Facility Usage Guide (Version 1.0)」(平成13年2月発行)

 ILAS-IIデータ処理運用施設を利用する海外の研究者を対象とした,R-159-2001と同じ内容の英語版の手引き書である。

 (地球環境研究センター 横田 達也)

国立環境研究所研究報告 R-161-2001
「ILAS-IIユーザーズハンドブック 第1版」(平成13年2月発行)

 環境省の開発したオゾン層観測センサー「改良型大気周縁赤外分光計II型;ILAS-II」は,平成14年2月以降に運用観測が予定されている。本報告書は,ILAS-IIの観測データを利用するユーザを対象に,国立環境研究所のILAS-IIデータ処理運用施設で処理されるデータの意味や提供プロダクトのフォーマットを示したハンドブックである。ADEOS-IIの衛星システムとILAS-IIの装置の概要,ILAS-IIデータ処理運用施設の機能,構成,データの処理解析内容,結果の評価・解析方法が記述されている。さらに,ILAS-IIデータの検索・注文方法,提供方法,用語解説など,一般ユーザにも有用な情報も示されている。

 (地球環境研究センター 横田 達也)

国立環境研究所研究報告 R-162-2001
「ILAS-II User's Handbook (Version 1.0)」(平成13年2月発行)

 ILAS-IIの観測データを利用する海外の研究者を対象とした,R-161-2001と同じ内容の英語版のハンドブックである。

(地球環境研究センター 横田 達也)

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