WBGT(湿球黒球温度)とは、人体の熱収支に影響の大きい湿度、輻射熱、気温の3つを取り入れた指標で、乾球温度、湿球温度、黒球温度の値を使って計算します。
※WBGT(湿球黒球温度)の算出方法
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左図は、主要都市の2005年の救急搬送データをもとに、日最高WBGT温度と熱中症患者発生率の関係を示したものです。 WBGT温度の上昇に伴って熱中症患者発生数が増加する様子がわかります。 |
| 温度基準 (参考) |
注意すべき 生活活動の目安 |
注意事項 |
| 危険 (31度以上) |
すべての生活活動でおこる危険性 | 高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。 |
| 厳重警戒 (28〜31度※) |
外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。 | |
| 警戒 (25〜28度※) |
中等度以上の生活活動でおこる危険性 | 運動や激しい作業をする際は定期的に十分に休息を取り入れる。 |
| 注意 (25度未満) |
強い生活活動でおこる危険性 | 一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。 |
| 気温 (参考) |
WBGT 温度 |
熱中症予防のための運動指針 | |
| 35℃以上 | 31度以上 | 運動は 原則中止 |
WBGT31℃以上では、皮膚温より気温の方が高くなり、体から熱を逃すことができない。 特別の場合以外は運動は中止する。 |
| 31〜35℃ | 28〜31度 | 厳重警戒 (激しい運動は中止) |
WBGT28℃以上では、熱中症の危険が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。 運動する場合には、積極的に休息をとり水分補給を行う。 体力の低いもの、暑さになれていないものは運動中止。 |
| 28〜31℃ | 25〜28度 | 警戒 (積極的に休息) |
WBGT25℃以上では、熱中症の危険が増すので、積極的に休息をとり水分を補給する。 激しい運動では、30分おきくらいに休息をとる。 |
| 24〜28℃ | 21〜25度 | 注意 (積極的に水分補給) |
WBGT21℃以上では、熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。 熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水を飲むようにする。 |
| 24℃まで | 21度まで | ほぼ安全 (適宜水分補給) |
WBGT21℃以下では、通常は熱中症の危険は小さいが、適宜水分の補給は必要である。 市民マラソンなどではこの条件でも熱中症が発生するので注意。 |
| 代謝率区分 |
WBGT基準値 (℃) *1 |
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| 熱に順化している人 | 熱に順化していない人 *2 | |||
| 0(安静) | 33 | 32 | ||
| 1(低代謝率:軽作業) | 30 | 29 | ||
| 2(中程度代謝率:中程度の作業) | 28 | 26 | ||
| 気流を感じない時 | 気流を感じる時 | 気流を感じない時 | 気流を感じる時 | |
| 3(高代謝率:激しい作業) | 25 | 26 | 22 | 23 |
| 4(極高代謝率:極激しい作業) | 23 | 25 | 18 | 20 |
引用元)熱中症の予防対策におけるWBGTの活用について(厚生労働省労働基準局安全衛生部長通達・平成17年)より