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環境DNAによる水田の生物相把握手法の開発及び農法や管理手法と生物相の関係性の評価(令和 7年度)
Development of a method for assessing the biodiversity of paddy fields using environmental DNA, and evaluation of the relationship between farming methods, management methodologies, and biodiversity

研究課題コード
2425LA001
開始/終了年度
2024~2025年
キーワード(日本語)
環境DNA
キーワード(英語)
environmental DNA

研究概要

水田における水生昆虫及び両生類を環境DNA分析によって網羅的に検出する方法を開発するとともに、その手法を用いてNECソリューションイノベータ株式会社が管理する茨城県内の谷津田生態系の生物調査を行う。これにより、農法や管理手法の差異が水生昆虫及び両生類へ及ぼす影響の評価を試みる。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:基礎科学研究

全体計画

調査・実験デザインを決定した後、春〜冬の四季を通じて環境DNAサンプルを取得する。環境DNAメタバーコーディング法によりサンプルに含まれる水生昆虫・両生類のDNA配列を解析し、季節や場所による生物相の変化を評価するとともに、農法や管理手法との関連を明らかにする。

今年度の研究概要

秋〜冬にかけて収集された環境DNAサンプルのデータを含めて本解析を実施し、季節や場所による生物相の変化と、農法や管理手法との関連性を評価する。

外部との連携

NECソリューションイノベータ株式会社、神奈川県環境科学センター

課題代表者

深谷 肇一

  • 生物多様性領域
    生物多様性評価・予測研究室
  • 主任研究員
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