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光化学オキシダント自動測定機精度管理(令和 6年度)
Quality control for ozone measurement scale in Japan

研究課題コード
2232BY001
開始/終了年度
2022~2032年
キーワード(日本語)
オゾン,精度管理,SRP
キーワード(英語)
ozone,quality controle,Standard Reference Photometer

研究概要

大気汚染成分の常時監視は環境省が指導し、地方の行政機関が行っている。そのうちオゾンに関しての測定精度がこれまで不統一であったことに鑑み、新たな精度の良いUV法での精度管理が望まれている。ここでは、地球環境研究センターに所有しているNISTのオゾン測定標準機(SRP)を用いて、全国のオゾン測定機器の測定スケールや精度を管理する事業を行う。これにより、日本や研究所内でのオゾン観測値を国際的に比較できる精度や確度を長期的に維持する。

研究の性格

  • 主たるもの:行政支援調査・研究
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

地球環境研究センターに所有しているNISTのオゾン測定標準機(SRP)を用いて、全国のオゾン測定機器の測定スケールや精度を管理する事業を行う。日本全国を6つのブロックに分けており、各ブロックに設置した2次標準機の精度を維持する。同時に各ブロックの拠点に訪れる各地方行政担当者ならびに関係技術者の研修を行い、2次標準機による各自治体の3次標準機の校正を精度よく行えるように指導する。これにより、日本でのオゾン観測値を国際的に比較できる精度や確度を長期的に維持する。また、オゾンが温室効果ガスであることにより、大気のモニタリング事業として、精度管理などを行う。

今年度の研究概要

毎年同様に活動を続ける計画であり、NISTのオゾン測定標準機(SRP)の保守や、全国のオゾン測定機器の測定スケールや精度を管理する事業を行う。日本全国を6つのブロックに設置した2次標準機の精度を維持し、同時に各ブロックの拠点に訪れる各地方行政担当者ならびに関係技術者の研修を行い、2次標準機による各自治体の3次標準機の校正を精度よく行えるように指導する。国内でのこれにより、日本でのオゾン観測値を国際的に比較できる精度や確度を長期的に維持する。JIS変更に伴う、基準器のスケール変更にも対応する。

外部との連携

山形県、千葉県、愛知県、兵庫県、愛媛県、福岡県の地方環境研究所の担当者

備考

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関連する研究課題
  • : 地球システム分野(ウ知的研究基盤整備)

課題代表者

奈良 英樹

  • 地球システム領域
    地球大気化学研究室
  • 主任研究員
  • 化学,理学
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担当者