- 研究課題コード
- 2125AW006
- 開始/終了年度
- 2021~2025年
- キーワード(日本語)
- 生物多様性,評価,琵琶湖
- キーワード(英語)
- Biodiversity,Evaluation,Lake Biwa
研究概要
我が国の生物多様性の評価に関する拠点化を推進し、所内外との連携を促進して、生物分布をはじめとする生物多様性に関わる情報の集積を行う。これらにより得られたデータに基づき、生物多様性の評価を行い、国内外の動向を踏まえて、生物多様性の保全や持続的利用に関する目標の策定や目標の達成度の把握に貢献する。なお、地域環境保全領域及び生物多様性領域の共管で滋賀県に設置された琵琶湖分室を拠点として、環境省や滋賀県などと協力して琵琶湖及びその流域の水質や生態系の保全に努める。
研究の性格
- 主たるもの:行政支援調査・研究
- 従たるもの:応用科学研究
全体計画
我が国の生物多様性の評価に関する拠点化を推進し、所内外との連携を促進して、生物分布をはじめとする生物多様性に関わる情報の集積を行う。これらにより得られたデータに基づき、生物多様性の評価を行い、国内外の動向を踏まえて、生物多様性の保全や持続的利用に関する目標の策定や目標の達成度の把握に貢献する。なお、地域環境保全領域及び生物多様性領域の共管で滋賀県に設置された琵琶湖分室を拠点として、環境省や滋賀県などと協力して琵琶湖及びその流域の水質や生態系の保全に努める。
今年度の研究概要
(1)生物多様性の評価に関して、国内およびアジア・太平洋地域を中心とした生物多様性の観測及び評価のための研究ネットワークを強化するための体制の整備に着手する。また、生物多様性の長期トレンド評価や遺伝的多様性の広域評価にむけた情報収集及び評価手法の検討を開始する。
(2)滋賀県が目指す「自然と人との共生の回復」に資するデータを得るため、流入河川・水路を含む琵琶湖流域で産卵する在来魚の繁殖生態について、人間によって様々に利用・管理されている二次的自然流域(例えば水田、用排水路や、人工湖岸、河川敷、内湖など)において予備的調査を行い、次年度以降に重点的調査を行う場所を選定する。
外部との連携
滋賀県、琵琶湖環境科学研究センター、岐阜大学
課題代表者
玉置 雅紀
- 生物多様性領域
- 領域長
- 博士(農学)
- 生物学,農学,生物工学