- 予算区分
- 補助金
- 研究課題コード
- 2325DA001
- 開始/終了年度
- 2023~2025年
- キーワード(日本語)
- ヘルスケア
- キーワード(英語)
- Health care
研究概要
日本のヘルスケアのサプライチェーンに脱炭素技術オプションを組み込むGHG排出算定モデルを独自に開発し,ヘルスケアのカーボンニュートラル化を達成するための需要側と供給側対策の排出削減効果とその導入量を世界に先駆けて定量することを目的とする。
研究の性格
- 主たるもの:政策研究
- 従たるもの:応用科学研究
全体計画
令和5年度は,最新年のデータを用いてヘルスケアに伴うGHG排出量の算定モデルを開発し,排出の現状把握と排出量変化の要因同定を目標とする。令和6年度は,複数の供給側の脱炭素技術オプションをモデル内に組み込み,各オプションの削減効果の解明を目標とする。令和7年度は,ヘルスケア部門自身の対策と需要削減に向けた対策をモデルに組み入れ,シナリオ分析を通じて2050年のカーボンニュートラル化を実現する需給対策の必要量を算定することを目標とする。
今年度の研究概要
ヘルスケアのサプライチェーンを通じて発生するGHG排出量を網羅的に算定する環境産業連関モデルを開発する。モデルは最新年の2015年産業連関表を基点として用いる。モデルには製品の生産だけでなく,生産設備,病院や介護施設等の固定資本形成を起点とするサプライチェーンを含め,ヘルスケア需要が誘引するGHG排出を包括的に算定する。
外部との連携
長崎大学,東北大学
- 関連する研究課題
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