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子どものフタル酸エステル類代替物質の曝露量の推計および曝露源の解析(令和 4年度)
Estimation of amount and source of phthalate alternative exposure

研究課題コード
2223AN003
開始/終了年度
2022~2023年
キーワード(日本語)
可塑剤,代替物質,曝露
キーワード(英語)
plasticizer,alternative,exposure

研究概要

プラスチック(主にポリ塩化ビニル)の可塑剤として使われていたフタル酸エステル類に代わり近年使用が増加している代替可塑剤について、過去に採取した子どもの尿試料および環境試料を分析し、子どもの代替可塑剤の曝露レベルおよび曝露源の解析を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
  • 従たるもの:行政支援調査・研究

全体計画

2015-2017年に推進費5-1557で採取した、子ども104名分の24時間尿、食事(陰膳)試料、ハウスダスト試料、質問票を用いて、分析および解析を行う。

2022年度:尿中フタル酸エステル類代替物質の代謝物を、高速液体クロマトグラフ質量分析計(LC-MS/MS)で分析し、日本人の子どもの代替可塑剤の曝露レベルを、推計する。
2023年度:主たる曝露源と考えられる、食事およびハウスダスト中の代替可塑剤濃度をガスクロマトグラフ質量分析法(GC-MS、MS/MS)で分析し、濃度と摂食量を掛け合わせて曝露量を推計する。その結果に基づき、曝露源の解析を行う。

今年度の研究概要

子ども104名分の尿中フタル酸エステル類代替物質の代謝物を、高速液体クロマトグラフ質量分析計(LC-MS/MS)で分析し、日本人の子どもの代替可塑剤の曝露レベルを、推計する

外部との連携

特になし

備考

環境研究総合推進費5-1557で入手した試料を用いる。

関連する研究課題
  • : 環境リスク・健康分野(ア先見的・先端的な基礎研究)
  • : 環境リスク・健康分野(イ政策対応研究)
  • : 環境リスク・健康分野(ウ知的研究基盤整備)

課題代表者

高木 麻衣

  • 環境リスク・健康領域
    曝露動態研究室
  • 主任研究員
  • 環境学博士
  • 化学,医学,農学
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担当者