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自然と関わる「経験の絶滅」スパイラル:全国スケールでの実態解明と緩和策の提案(令和 4年度)
Extinction of nature experience: causes, consequences and implications

予算区分
基盤研究B
研究課題コード
2022CD025
開始/終了年度
2021~2022年
キーワード(日本語)
生態系サービス,生物多様性,都市生態学
キーワード(英語)
Ecosystem services,Biodiversity,Urban ecology

研究概要

急速な都市化や生活様式の変化に伴い、我々が自然と接する頻度は減少の一途を辿っている。こうした現代社会に蔓延する「自然離れ」は「経験の絶滅」と呼ばれ、保全生態学や公衆衛生など複数の学術分野で重要な問題として認識されつつある。本研究では、経験の絶滅の実態(発生・伝播プロセスや人と環境保全に与える負の影響)を全国規模で把握するとともに、将来求められる緩和策を提案することを目標とする。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

ウェブでの質問表調査をはじめとする自然体験に関係するデータを統合した分析を展開する。

今年度の研究概要

新型コロナウィルス感染症の状況を踏まえ、自然体験行動の既存データの収集や分析を行う。

外部との連携

研究代表者:曽我昌史(東京大学大学院農学生命科学研究科)
分担者機関:文教大学、東京農工大学、国立環境研究所

備考

科研費開始年度: 2020

課題代表者

土屋 一彬

  • 社会システム領域
    地球持続性統合評価研究室
  • 主任研究員
  • 博士(農学)
  • 農学
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