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環境要因が疾患発症・病態進展に与える影響に関する基礎研究(令和 4年度)
Basic research on the effects of environmental factors on the onset/progression of diseases

研究課題コード
2125AV009
開始/終了年度
2021~2025年
キーワード(日本語)
環境要因,健康影響,疾患,分子機序
キーワード(英語)
environmental factors,health impact,diseases,molecular mechanisms

研究概要

本研究では、化学物質をはじめとする環境要因が疾患の発症や病態進展に与える影響を評価し、その分子機序の解明に向けた基礎基盤的な研究を実施する。以上により、健康リスク評価に資する科学的知見を提供する。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:

全体計画

環境要因(生活用品などに由来する化学物質や大気汚染物質等)が疾患の発症や病態の進展、老化、将来世代に与える影響について、動物モデルや細胞、ヒトのサンプルを用いて、生理・生化学的、免疫学的検討を中心とした評価を実施する。加えて、エピジェネティクス等も含めた分子機序の解析を行うとともに、標的器官のみならず生体システム(免疫系、代謝・内分泌系、脳神経系等)の相互作用を含めた研究に取り組む。

今年度の研究概要

今年度は、SAMP8における睡眠の質低下の要因やビスフェノールS曝露がSAMP8の呼吸機能、腸内細菌、免疫応答等に与える影響について検討する。また、ヒ素の妊娠期曝露による将来世代影響における生殖系細胞や腸内細菌に着目した検討、ヒ素曝露によるヒト由来肝星細胞の細胞老化誘導機序のさらなる検討の他、ナノロプラスチックと環境汚染物質の単独/複合曝露が神経系・行動に及ぼす影響を検討する。

外部との連携

兵庫医科大学

関連する研究課題

課題代表者

小池 英子

  • 環境リスク・健康領域
  • 副領域長
  • 博士(医学)
  • 医学,生物学
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担当者