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生態学的妥当性のある暑熱曝露影響研究のためのフロントエンドシステムの開発とオープンソース化(令和 4年度)
Development of a front-end system to conduct ecologically valid research on the effects of heat exposure and disclosure as an open-source project

研究課題コード
2122AN001
開始/終了年度
2021~2022年
キーワード(日本語)
暑熱曝露,センサ,オープンソース
キーワード(英語)
heat exposure,sensor,open-source project

研究概要

気候変動に伴う暑熱曝露機会の増大は、健康や冷房需要など気候変動の適応/緩和策のいずれにおいても重要な検討事項である。これまでも暑熱影響の研究は数多く行われてきたが、必ずしも実生活の状態を反映したものではなかった。実生活において、人々の環境・行動・生理状態を相補的に計測可能なセンサ群を開発し動作検証と小規模なパイロット研究を実施する。センサの設計情報はオープンソースハード/ソフトウェアとして公開する。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

初年度には、実生活において人々の環境・行動・生理状態を計測可能なセンサ群の設計と試作を行う。2年度目には、上記のセンサ群による計測と既存手法を併用した小規模なパイロット研究を実施し、実生活環境における動作を検証する。センサの設計情報についてはCADデータなどを含めて公開し、オープンソース化を行う。

今年度の研究概要

2022年度には、2021年度に設計したセンサについて一部設計の改良を行うとともにハードウェアの試作を実施する。ソフトウェアについては、システム全体として動作するものを試作し、ハードウェアと合わせて動作検証を行うとともに、設計情報のオープンソース化のための準備を進める。

課題代表者

高倉 潤也

  • 社会システム領域
    地球持続性統合評価研究室
  • 主任研究員
  • 博士(芸術工学)
  • 心理学,人類学,情報学
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