ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方

環境変動に対する生物・生態系の応答・順化・適応とレジリエンスに関する研究(令和 4年度)
Biological responses, acclimations, adaptations, and resiliencies to environmental changes

研究課題コード
2125AA108
開始/終了年度
2021~2025年
キーワード(日本語)
環境変動,応答,順化,適応,レジリエンス
キーワード(英語)
environmental change,response,acclimation,adaptation,resilience

研究概要

 環境変動に対する生物・生態系の応答・順化・適応メカニズムを、野外調査・操作実験・理論研究により解明し、環境変化に対する生物・生態系の適応可能性を評価する。さらに、環境変化に対する生物・生態系のレジリエンスについて、分子〜生態系と応答〜適応の時空間階層に基づいて知見を整理し、生物多様性と生態系機能を考慮した自然共生社会の指針を開発する。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:基礎科学研究

全体計画

 変動する環境への生物・生態系の多様な応答・順化・適応現象について、生理学的な機構を明らかにするとともに、それらの生態学的な意義を考察し、生物・生態系のレジリエンスを評価する。得られた成果をもとに、環境変化が生物・生態系に及ぼす影響評価を行い、自然共生社会の指針作成に科学的根拠を与える。

今年度の研究概要

 重点的に対象とする生物・生態系と現象を整理し、環境変動に対する生物・生態系の応答・順化・適応とレジリエンスを評価するための実験及び野外調査を継続する。また、生物・生態系の変化を表現する理論動態モデルの構築と検証を進める。

課題代表者

井上 智美

  • 生物多様性領域
    環境ストレス機構研究室
  • 主幹研究員
  • 理学博士
  • 生物学,化学
portrait

担当者