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在来魚の生息状況に関する調査研究(令和 3年度)
Research on the distribution and ecology of the native fishes of Lake Biwa

研究課題コード
2122MA002
開始/終了年度
2021~2022年
キーワード(日本語)
琵琶湖,在来魚,産卵,回遊,生息環境
キーワード(英語)
Lake Biwa,native fishes,spawning,migration,habitat environment

研究概要

琵琶湖の在来魚は、固有種を含み生物多様性上重要なだけでなく、伝統的な食材として地域の人々の暮らしや文化にとっても重要であるが、現在、その漁獲量は激減している。滋賀県は、人と自然が共生する持続可能な地域社会の実現を目指しており、在来魚の保全・回復はその象徴的な目標と位置付けられているが、本課題ではこれに寄与することを目的とし、現在の生息状況の把握と、そのための調査基盤の整備を目標とする。

研究の性格

  • 主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
  • 従たるもの:政策研究

全体計画

水産資源として重要なコイ科魚類を主な対象とし、これらの琵琶湖内と流入河川等における分布と移動を、様々な環境条件と合わせて調査する。とくに産着卵調査による魚種ごとの産卵場所の違いや、バイオロギングやテレメトリ調査による親魚の産卵遡上及び湖内での移動・回遊状況の把握に重点を置き、各場所における様々な物理・化学・生物環境も合わせて把握する。これらの調査を効率よく行うための基盤整備も進め、過去の状況とも比較するため文献など既存データの調査・研究も行う。

今年度の研究概要

次年度以降に重点的な調査を行う琵琶湖岸及び内陸の産卵場所を予備的な巡検によって選定する。親魚の移動・回遊のテレメトリ調査のため、個体の捕獲と発信機の装着・放流を行い、個体信号の受信網の拡充を進める。DNA種同定を精度良く行うための参照データ・標本コレクションの整備と、生息地の物理・化学・生物環境の調査手法の検討を開始する。

外部との連携

滋賀県琵琶湖環境科学研究センター

関連する研究課題

課題代表者

馬渕 浩司

  • 生物多様性領域
    琵琶湖分室(生物)
  • 主任研究員
  • 博士(農学)
  • 生物学,水産学
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担当者