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ゲノム・細胞情報に基づく国内希少動物の繁殖促進戦略(令和 3年度)
Promoting reproduction of endangered species in Japan utilizing the information of genome and cells

研究課題コード
2022CD012
開始/終了年度
2020~2022年
キーワード(日本語)
ツシマヤマネコ,ニホンイヌワシ,ゲノム,細胞
キーワード(英語)
Tsushima leopard cat ,Japanese golden eagle,Genome,Cell

研究概要

本研究では、国内の希少高次捕食者のツシマヤマネコ、ニホンイヌワシにおいて、繁殖の成否に関わる要因を司る分子基盤を、ゲノム、細胞、生殖機能など多階層縦断的な解析によって明らかにする。具体的には1)繁殖機能に関わる遺伝子の同定、2)iPS細胞および始原生殖細胞の作製法の確立、3)加齢やストレスによる繁殖機能低下の原因解明、を相互補完的に実施し、得られる情報に基づいて、飼育施設に有効な繁殖促進戦略を提案する。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:行政支援調査・研究

全体計画

本研究では、希少動物の繁殖能力に関わる要因として、遺伝的要因、生理的要因、年齢要因などを解明する。希少種では侵襲的な実験が不可能なため、DNA、細胞、ホルモンのデータベースを充実させて活用し、ゲノム情報、細胞機能、生殖内分泌と繁殖能力との対応関係を多階層縦断的に解析して、それらを司る分子基盤を明らかにする。これによって、飼育施設に有効な繁殖促進戦略を提案することを目指す。

今年度の研究概要

前年度に整備したゲノム情報を基に、特に受精に関連する遺伝子に注目して、飼育下で繁殖が成功したペアと成功しなかったペアの配列を比較する。それによって、飼育下繁殖の成否に受精に関連する遺伝子が関連するのか検討する。

外部との連携

京都大学、岩手大学

課題代表者

大沼 学

  • 生物多様性領域
    生物多様性資源保全研究推進室
  • 室長(研究)
  • 博士(獣医学)
  • 獣医学,生物学
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