- 予算区分
- AQ センター調査研究
- 研究課題コード
- 0716BA001
- 開始/終了年度
- 2007~2024年
- キーワード(日本語)
- 炭素管理,都市,地域
- キーワード(英語)
- carbon management,urban,region
研究概要
GCPの国際研究計画の一部として、都市と地域における炭素管理に関する研究を実施する。国内外の共同研究者と連携して、炭素管理に関するデータの収集を行い、CO2排出量の推定や炭素管理手法の検討をおこなう。特に、土地利用シナリオに関する情報の収集と分析を実施する。
研究の性格
- 主たるもの:応用科学研究
- 従たるもの:政策研究
全体計画
規模の異なる複数の都市・地域テストサイトにおける、炭素管理に利用可能な地域資源(再生可能エネルギー、バイオマスなど)の空間分布を把握し、都市や地域の炭素管理を考慮した土地利用シナリオを分析する。また、空間詳細な土地利用シナリオの検討に必要となる検証情報をするために、リモートセンシング情報などを用いて、都市形態と排出量との関係を調査・分析を実施する。
今年度の研究概要
アウトリーチ活動として、7月にGCP関係者により発表されるメタン収支に関する論文及び12月に発表される予定の報告書「Global Carbon Budget」に関するプレスリリースを実施し、関連する講演会等を開催する。
また、バンコクにおける炭素マッピングに関するプロジェクト、京都市の交通システムの脱炭素化に向けたプロジェクトを実施する。さらに、動的マッピング手法の国外主要都市圏への応用開発を行う。具体的には、これまでに国内都市を対象として開発してきたCO2排出量の動的マッピング手法を、国外主要都市に応用するための第一歩として、バンコクにおける各種リモートセンシング・GISデータ、CO2排出量インベントリ情報を収集・整備し、都市的土地利用マップ(Local Climate Zone 分類)を作成し、時空間詳細な情報が限られた中でも実行可能なCO2排出量の動的マッピング手法を開発する。
外部との連携
共同研究機関:アジア工科大学院
課題代表者
山形 与志樹
担当者
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JITTRAPIROM Peraphan
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吉田 崇紘
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小端 拓郎