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プラネタリーヘルスに向けたPM2.5による消費基準健康被害量の全球的予測(平成 31年度)
Forecasting the consumption-based health impacts of PM2.5 toward the planetary health

予算区分
CD 文科-科研費 国際強化研究A
研究課題コード
1820CD023
開始/終了年度
2018~2020年
キーワード(日本語)
多地域間産業連関,健康影響,長期予測
キーワード(英語)
MRIO, health impact, forecast

研究概要

本研究ではサプライチェーンを世界経済全体に広げ、将来シナリオ別のサプライチェーンモデル(MRIO)を構築し、各国の消費基準による健康被害量の予測を行う。そして、被害量の国際間移転、改善のホットスポットを時系列で検出し、プラネタリーヘルスの利点から低減策の政策的意義を示すことを目的とする。開発はシドニー大学の大規模最適化計算システムを用い、制約条件として組み込む将来シナリオの特徴は、実績のある統合評価モデルと貿易構造モデルより実装する。将来MRIO、PM2.5濃度マップ、曝露反応モデル、人口データを基課題と同様に融合し、将来のPM2.5による健康被害メカニズムを全球的に解明する。

研究の性格

  • 主たるもの:政策研究
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

世界経済を対象とした将来サプライチェーンモデルの開発であり、これをシドニー大学Lenzen教授が開発したGlobal-IELabを用いて実施する。Global-IELabは世界190カ国以上の国間のサプライチェーンをMRIO(多地域間産業連関表)として時系列で推計することが可能な世界唯一の大規模最適化計算システムである。外生的に将来の経済構造を制約条件として付与することで、国際経済勘定体系が成立するMRIOを最適解として導く。また、2100年までの将来シナリオ別MRIOで完成させる。PM2.5の発生源別健康被害量データと接続を行い、健康被害量についてシナリオ分析を実施する。

今年度の研究概要

今後は、Global-IE-labシステムへの制約条件となるデータ整備を進め、試験的な計算を早期に進め、結果の妥当性を検証する方法の検討に入る。また、基課題の研究成果を取り込めるように多地域間産業連関表の国や部門の対応関係を予め規定しておく。

外部との連携

The University of Sydney

課題代表者

南齋 規介

  • 資源循環・廃棄物研究センター
    国際資源循環研究室
  • 室長
  • 博士(エネルギー科学)
  • システム工学,化学工学
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