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ミャンマーにおける環境研究基盤の構築に向けたネットワークつくり(平成 30年度)
Creation of network toward the establishment of environmental research foundation in Myanmar

予算区分
AC 所内公募C
研究課題コード
1818AC002
開始/終了年度
2018~2018年
キーワード(日本語)
国際ネットワーク, ミャンマー
キーワード(英語)
International network, Myanmar

研究概要

ミャンマーでは急速に進む民主化に後押しされ、諸外国からの投資の増加と共に発展が見込まれている。一方で同国における環境問題への関心は未だ低い状況にある。ヤンゴン大学に環境の学部はなく、環境問題を扱うとすれば公衆衛生大学(UPH)のOccupational and Environmental Health Departmentに過ぎない。本活動では、ミャンマーにおける環境健康研究の基盤構築に向け、ミャンマーの主要な医学系大学との協力関係に関する覚書締結とそれに基づく中長期的な人材育成プログラムを実施するものである。これらの活動を通じ、ミャンマー国の環境・健康分野における国立環境研究所の国際的存在感の向上と確立を目指す。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

UPHとの共同研究は、2016年8月にパイロットスタディーとして同国の重量な観光資源であるインレー湖の水質調査を国環研、京都大学及びUPHの共同で実施し、その成果をMyanmar Health Science Research Journal, 29 (2), 91-96 (2017)に論文化した。今後は所内参画者の拡大を目指していく。 UM1との共同研究は、2017年5月にヤンゴン市内の大気汚染状況をハンディタイプのパーティクルカウンターで測定し、その成果を2018年1月に46th Myanmar Health Research Congressで発表する。現在、より簡便なPM 2.5センサーを現地に多数導入し、ヤンゴン市内の汚染状況を詳細に調査する準備を進めている。UM2との共同研究は、国環研で開発した、エストロゲン様物質の一斉分析法を活用してミャンマーにおける飲料等中の当該物質含有の有無について予備調査を行う。
 以上の成果を含め、過去3年間における予備調査結果の報告とミャンマー国内における環境に関する課題の整理についての国際ワークショップをヤンゴン市内で開催し、今後の共同研究について展望する。

今年度の研究概要

30年度では、
1. 今までやって来た共同研究を続けたいと強く希望している。さらに、所内の関心ある研究者にも是非参加していただけるよう、呼び掛けていきたいと考えている。
2. パートナー大学が来年以降も自律的に研究を継続できる事を目標に、短期スキルトランスファーなどの事業を続ける。
3. 今までの結果を踏まえパートナー大学であるUM1、UM2、UPHと国立環境研究所の合同ワークショップの開催を予定している。

外部との連携

(1)ヤンゴン第一医科大学、ミャンマー(UM1)
(2)ヤンゴン第二医科大学、ミャンマー(UM2)
(3)保健省医学研究局、ミャンマー(DMR)

課題代表者

TIN-TIN-WIN-SHWE

  • 環境リスク・健康研究センター
    生体影響評価研究室
  • 主任研究員
  • M.D., Ph.D (Medical Science)
  • 医学,生理学,生化学
portrait

担当者

  • 鈴木 武博環境リスク・健康研究センター
  • portrait
    中島 大介環境リスク・健康研究センター
  • 柳下 真由子