- 予算区分
- NA 寄付
- 研究課題コード
- 1717NA002
- 開始/終了年度
- 2017~2017年
- キーワード(日本語)
- 腸内細菌
- キーワード(英語)
- gut microbiota
研究概要
近年、腸内細菌叢のバランス失調に起因する免疫系、代謝系、神経系の破綻による健康影響が注目されている。本研究では、疾患の発症、あるいは進展と腸内細菌叢の変化との関連性について検討する。加えて、化学物質曝露、あるいは機能性食品摂取が腸内細菌叢に及ぼす影響についても検討し、病態の発症・進展、あるいは改善への寄与を調べる。
研究の性格
- 主たるもの:基礎科学研究
- 従たるもの:応用科学研究
全体計画
疾患モデル動物(アレルギー、肥満 等)における腸内細菌叢の変化について、糞便から抽出したDNAを、Terminal Restriction Fragment Length Polymorphism Analysis 法(T-RFLP法)で解析することにより、菌叢の簡易プロファイリングを行い、病態との関連性を推定する。
化学物質は、免疫系、代謝系の攪乱作用が報告されている物質から選定する。
今年度の研究概要
アレルギー性喘息モデル、あるいは自閉症モデル動物から糞便を採取し、腸内細菌叢の簡易プロファイリングを行い、病態との関連性を推定する。
外部との連携
金沢大学
課題代表者
柳澤 利枝
- 環境リスク・健康領域
病態分子解析研究室 - 主幹研究員
- 博士(医学)
- 医学,生化学
担当者
-
小池 英子環境リスク・健康領域
-
TIN-TIN-WIN-SHWE環境リスク・健康領域