- 予算区分
- BA 環境-推進費(委託費) S-10-2
- 研究課題コード
- 0716BA001
- 開始/終了年度
- 2007~2024年
- キーワード(日本語)
- 炭素管理,都市,地域
- キーワード(英語)
- Carbon management,Urban,Region
研究概要
GCPの国際研究計画の一部として、都市と地域における炭素管理に関する研究を実施する。国内外の共同研究者と連携して、炭素管理に関するデータの収集を行い、CO2排出量の推定や炭素管理手法の検討をおこなう。特に、土地利用シナリオに関する情報の収集と分析を実施する。
研究の性格
- 主たるもの:応用科学研究
- 従たるもの:政策研究
全体計画
規模の異なる複数の都市・地域テストサイトにおける、炭素管理に利用可能な地域資源(再生可能エネルギー、バイオマスなど)の空間分布を把握し、都市や地域の炭素管理を考慮した土地利用シナリオを分析する。また、空間詳細な土地利用シナリオの検討に必要となる検証情報をするために、リモートセンシング情報などを用いて、都市形態と排出量との関係を調査・分析を実施する。
今年度の研究概要
継続して都市の炭素排出量に関するデータベース構築のためのネットワーク構築を推進する。具体的には、グローバルな炭素マッピングに関するワークショップを6月末からスイス(トューン)に於いて開催する。このワークショップはWUDAPTと共同で主催するもので、主な目的は、世界中より選択されたメガシティの炭素排出量データを収集するためのフレームワークの確立であり、この活動は、Future EarthのCities Knowledge Action Network (CKAN)に貢献することを目的とする。このワークショップはFuture Earth国際会議に併せて開催され、Future Earthの主要関係者の参画を得ることが期待される。また、8月には東京に於いて持続可能な評価ツールに焦点を当てたワークショップを開催し、特に、都市の持続性評価のための炭素排出量データ等のデータ利用に関する戦略について議論を行う。
外部との連携
共同研究機関: アジア工科大学院
課題代表者
山形 与志樹
担当者
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SHARIFI Ayyoob
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村上 大輔