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環境保全オフセット実施に向けた制度及び合意形成過程の検討(平成 27年度)
Analysis of Institutional Settings and Consensus Building Processes of Biodiversity Offsets

予算区分
BA 環境-推進費(委託費) 1-1401
研究課題コード
1416BA015
開始/終了年度
2014~2016年
キーワード(日本語)
生物多様性オフセット,環境影響評価,代償措置,制度
キーワード(英語)
biodiversity offsets, environmental impact assessment, compensatory mitigation, institutional setting

研究概要

本研究では、生物多様性保全を推進する活動として環境影響評価を高度化した生物多様性オフセットを実施するために、生物多様性・カーボン評価手法を開発することを目的とする。最近の研究では生物多様性の保全は炭素吸収源の保全につながり、両者はコベネフィットを追求できると考えられている。そこで生物多様性オフセットを更に高度化し、カーボンオフセットを組み込んだ環境保全オフセットの提案を目標とする。

研究の性格

  • 主たるもの:政策研究
  • 従たるもの:基礎科学研究

全体計画

環境保全オフセットにおける重要ポイントである、地域性、生態系の同質性、面積の調査を行い、並びに、生物多様性バンキング等に関連する制度構築上及び合意形成上の問題点の抽出を行い、環境保全オフセットに関して、望ましい制度のあり方や合意可能性について検討する。

今年度の研究概要

前年度に引き続き、地域性、生態系の同質性、面積の調査を行い、日本に生物多様性オフセット/バンキングを導入する際の課題の抽出とその検討を行い、合意形成上の問題点の抽出を行う。

外部との連携

課題代表者: 岡部貴美子 (森林総合研究所)

関連する研究課題

課題代表者

久保田 泉

  • 社会システム領域
    地域計画研究室
  • 主幹研究員
  • 博士(法学)
  • 法学,政策学,行政学
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担当者