- 予算区分
- KZ その他公募
- 研究課題コード
- 1415KZ001
- 開始/終了年度
- 2014~2015年
- キーワード(日本語)
- 廃棄物,MBT,最終処分,生物処理
- キーワード(英語)
- waste, Mechanical biological treatment, landfill, biological treatment
研究概要
アジア地域における廃棄物MBTから発生する固形残渣は、利用用途がなく埋立処分されている。そこで本研究では固形残渣の追加的生物処理による含水率低下と、選別効率(及び選別精度)の関係を明らかにし、固形残渣の埋立処分量の削減に寄与することを目的としている。
研究の性格
- 主たるもの:技術開発・評価
- 従たるもの:行政支援調査・研究
全体計画
まず、現地調査としてアジア地域における廃棄物機械生物処理(MBT)の実情を把握する。特にアジア特有のごみ性状および地域特性を調査・ヒアリ ングを行い、MBTシステム改良・改善の余地および必要性を評価する。具体的には現地MBT施設内の廃棄物組成の調査、MBT施設における廃棄物 フロー、運転コストおよびRDF生産能力についてヒアリング等を計画している。次に実廃棄物を用い、各MBT処理段階における追加的生物処理の適 用可能性を調べるため、生分解性有機物量および減量化ポテンシャルを測定を行う。最終的には、実MBTプラント運転に生物処理を追加的に組込みこ とによる残渣の最終埋立量削減効果を定量的に評価する。
今年度の研究概要
アジア地域における廃棄物機械生物処理(MBT)の調査を行い、現地施設から発生する固形残渣量および性状について基礎的データを収集する。
固形残渣の生物処理可能性について実験的に評価し、その上で実MBTプラント運転に追加的生物処理を組み込むことによる残渣埋立処理量削減効果を定量的に評価する。
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