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統合型水循環・水資源モデルによる世界の水持続可能性リスクアセスメントの先導(平成 26年度)
Leading risk assessments on the global water sustainability by an integrated hyrological and water resources model

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
1115CD005
開始/終了年度
2011~2015年
キーワード(日本語)
水資源,仮想水
キーワード(英語)
water resources, virtual water

研究概要

世界を先導してこれまでに開発してきた統合水循環・水資源モデルをさらに発展させ、高性能化し、より現实に即した实用的な水資源需給評価を可能とするため、統合水循環・水資源モデルの(1)陸面過程モデルの高度化、(2)バーチャルウォーター推定の高度化、(3)貯水池操作アルゴリズムの高度化を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:基礎科学研究

全体計画

まず、これまでに開発してきた統合水循環・水資源モデルの陸面仮定モデルを先端的な陸面植生水文モデルに置き換え、特に陸域貯水量の計算精度改善を図る。次に、バーチャルウォーター推定における新しいアルゴリズムとコードを開発し、特に多くの作物が混在して栽培される地域での計算精度の向上を図る。最後に、貯水池操作アルゴリズムを改良することにより、ダム下流の流量計算の再現性向上を図る。

今年度の研究概要

2014年度はバーチャルウォーター原単位の高解像度・時系列データの開発に取り組む。具体的には全球0.5度の解像度で主要4作物のバーチャルウォーター原単位を1986-2005の20年にわたって開発する。

外部との連携

東京大学生産技術研究所の沖大幹教授が課題代表者を務める課題への参画である。

課題代表者

花崎 直太

  • 気候変動適応センター
    気候変動影響評価研究室
  • 室長(研究)
  • 博士(工学)
  • 土木工学
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