- 予算区分
- AQ センター調査研究
- 研究課題コード
- 1322AQ001
- 開始/終了年度
- 2013~2022年
- キーワード(日本語)
- GCP
- キーワード(英語)
- GCP
研究概要
グローバル・カーボン・プロジェクト(GCP)は、炭素循環の自然科学的研究に人間社会的側面を統合することにより、総合的な炭素管理に貢献することを目的とする。特に、GCPつくば国際オフィスでは、GCPの中心的活動のひとつである「都市と地域の炭素管理計画 (URCM) 」を主導している。
研究の性格
- 主たるもの:行政支援調査・研究
- 従たるもの:
全体計画
地球環境研究のための新たな国際研究プログラムFuture Earthの研究計画に沿って、低炭素で気候変動の影響に対応可能な都市発展に関する研究を推進する。国際シンポジウム等の開催、各国の都市と炭素管理の研究者及び研究機関、政策決定者及び行政機関との情報交換、連携を強化する。
今年度の研究概要
今年度は特に、次の研究を行う。
?9月に炭素収支を、また、本年度中にメタン収支を発表する。
?エネルギー・水・炭素の相乗作用、ネガティブエミッション、都市化に関する研究活動を行う。ネガティブエミッションはGCPが担う新しい研究課題であり、気候変動緩和に向けた重要なオプションとなることが期待される。本年度は、昨年度に開催した2つのネガティブエミッションに関するワークショップの成果を基に研究を進める。
?ネガティブエミッションに関し、炭素と気候変動の関連、実施の限界、政府と政策のフレームワーク等について、3つの論文と短報の出版を行う。
?都市化に関する研究を推進する。異なる都市の炭素排出マッピングを研究課題とし、都市の社会経済と物理的構造の温室効果ガスへの影響の解明を行う。
?引き続きFuture Earthのプロセスおよび専門的・分野横断的活動に貢献する。
外部との連携
共同研究機関:アジア工科大学院
課題代表者
山形 与志樹
担当者
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SHARIFI Ayyoob