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飽和脂肪酸によるマクロファージの分化・活性化に臭素系難燃剤が及ぼす影響(平成 26年度)
Effects of brominated flame retardants on the differentiation and activation of macrophages induced by saturated fatty acid

予算区分
AQ センター調査研究
研究課題コード
1415AQ002
開始/終了年度
2014~2015年
キーワード(日本語)
飽和脂肪酸,炎症,臭素系難燃剤
キーワード(英語)
saturated fatty acid, inflammation, brominated flame retardants

研究概要

肥満等の生活習慣病の発症・進展には、高脂質を起点とする炎症反応が関係しており、マクロファージが重要な役割を果たしている。本研究では、そのマクロファージによる炎症反応に、臭素系難燃剤が及ぼす影響について検討する。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:

全体計画

マウスのマクロファージ細胞株(RAW264.7)と骨髄由来マクロファージを用いて、飽和脂肪酸により誘導されるマクロファージの分化・活性化に、臭素系難燃剤(デカブロモジフェニルエーテル、ヘキサブロモシクロドデカン、テトラブロモビスフェノールA等)が及ぼす影響について検討する。さらに、臭素系難燃剤がマクロファージと脂肪細胞の相互作用に及ぼす影響と機序について検討する。

今年度の研究概要

本年度は、RAW264.7と骨髄由来マクロファージを用いて、飽和脂肪酸と臭素系難燃剤の単独および併用曝露が、マクロファージのフェノタイプや機能に与える影響を解析する。

課題代表者

小池 英子

  • 環境リスク・健康領域
  • 副領域長
  • 博士(医学)
  • 医学,生物学
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