- 予算区分
- KZ その他公募 JAXA研究公募
- 研究課題コード
- 1314MA001
- 開始/終了年度
- 2013~2014年
- キーワード(日本語)
- 衛星観測,ライダー,エアロゾル,EarthCARE,ATLID
- キーワード(英語)
- satellite remote sensing, lidar, aerosol, EarthCARE, ATLID
研究概要
地上ライダーネットワーク(国立環境研を中心に東アジアに展開するAD-Net)および大気放射観測ネットワーク(SKYNETなど)を用いて、JAXAと欧州宇宙機関(ESA)が2016年に打ち上げ予定のEarthCARE衛星に搭載されるライダー(ATLID)および雲レーダー(CPR)、マルチスペクルイメージャ(MSI)との複合観測で得られるデータプロダクトを検証するための手法、手順を確立する。また、検証用データベースを構築する。
研究の性格
- 主たるもの:技術開発・評価
- 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備
全体計画
以下の流れで研究を行う
(1)検証手法および手順の検討: ATLIDおよびATLID-CPR、ATLID-MSI複合プロダクトの検証手法及び手順を検討する。
(1)検証用データの調査: 検証に利用できる既存の観測ネットワークや衛星データを明確にしデータ入手手順を確立する。
(3)検証データベースの構築: ライダーネットワーク(AD-Net等)、大気放射観測ネットワーク(SKYNET, AERONET), 衛星データ(MODIS, CALIPSO)を含む検証データを収集(あるいは適当な方法でリンク)し、検証データベースを構築する。
(4)ATLIDエアロゾル導出アルゴリズムの打ち上げ前検証: 地上の多波長高スペクトル分解ライダー(あるいは多波長ラマン散乱ライダー)データを用いてATLIDのエアロゾル成分導出アルゴリズムを検証する。
(5)CALIPSOとATLIDのデータ継続性確保のための検証観測: 地上の多波長高スペクトル分解ライダー(多波長ラマン散乱ライダー)を用いてCALIPSOとATLIDのデータ継続性確保のための検証データを取得する(既存システムによる観測計画を調整する)。
今年度の研究概要
H25年度は、検証手法および手順の検討、検証用データの調査を行い、検証データベースの構築に着手する。