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化学物質影響評価の基盤となるニホンウズラ近交化標準系統の創出(平成 25年度)
Establishment of Japanese quail standard inbred strains for toxicity testing of chemicals

予算区分
AN 新発想
研究課題コード
1313AN006
開始/終了年度
2013~2013年
キーワード(日本語)
ニホンウズラ,近交系,ジェノタイピング,化学物質,毒性試験
キーワード(英語)
Japanese quail, inbred strain, genotyping, chemicals, toxicity testing

研究概要

国立環境研究所で閉鎖集団として30年間以上維持されているニホンウズラ(NIES-L系)のマイクロサテライト遺伝子座の多型解析によって、この集団の遺伝的な均質性を調べる。さらに、NIES-L系を基礎集団として、初期胚(胎児)の発生・発達期における化学物質の影響評価に適したニホンウズラ近交化標準系統の創出を目指す。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

試験的にNIES-L系に強度の近親交配(全兄妹交配)を行うことで、胚発生期の異常に焦点をあて、近交化と孵化率低下の関連を明らかにする。近交退化現象を回避する交配法を検討し、世界初となるニホンウズラの近交化標準系統の樹立を試みる。

今年度の研究概要

ニホンウズラのマイクロサテライトマーカーを用いてNIES-L系のジェノタイピングを行う。交雑集団やコマーシャルウズラ、さらには野生ウズラとの比較を通して、各遺伝子座におけるアレル数、ホモ/ヘテロ接合度などの遺伝的多様度を明らかにする。

外部との連携

共同研究機関:一般財団法人日本生物科学研究所

関連する研究課題

課題代表者

川嶋 貴治

  • 環境リスク・健康領域
    環境リスク科学研究推進室
  • 主幹研究員
  • 博士(理学)
  • 生物工学,生物学,畜産学
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担当者