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長期データにもとづいた湖沼生態系の安定性を決める要因の解明(平成 25年度)
Studies on mechanism determining stability of lake ecosystem based on long term monitoring data

予算区分
AQ センター調査研究
研究課題コード
1313AQ005
開始/終了年度
2013~2013年
キーワード(日本語)
生態系機能,安定性,食物網
キーワード(英語)
Ecosystem function, Stability, Food web

研究概要

霞ヶ浦など長期モニタリングにより蓄積されている湖沼生態系の長期変動データを解析し、過去の湖沼生態系の変動パターン・トレンドを定量化する。その上で、水質・プランクトン・底生動物・魚類群集などの動態データを解析し、生態系全体の安定性に影響をおよぼす要因やプロセスを明らかにする。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

(1)生態系の変動パターン・トレンドの定量化手法の検討・開発および適用
・既存研究のレビューを行い、長期データから、生態系の変動パターン・トレンドを定量化するための手法の検討を行う。また、必要に応じて新たに手法を開発する。
・解析手法を霞ヶ浦に適用し、霞ヶ浦における過去の生態系の変動パターン・トレンドの実態を明らかにする。
(2)因果関係分析による生態系の安定性を生み出す要因・プロセスの特定
・水質・プランクトン・魚類群集など、それぞれの生態系構成要素の動態データを解析し、系全体の変動/安定性を駆動している要因やプロセスを明らかにする。
・得られた知見を陸水生態系の健全性の診断や変動性の将来予測に活かすためのガイドラインをまとめる。

今年度の研究概要

(1)生態系の変動パターン・トレンドの定量化手法の検討・開発および適用
・既存研究のレビューを行い、長期データから、生態系の変動パターン・トレンドを定量化するための手法の検討を行う。また、必要に応じて新たに手法を開発する。
・解析手法を霞ヶ浦に適用し、霞ヶ浦における過去の生態系の変動パターン・トレンドの実態を明らかにする。
(2)因果関係分析による生態系の安定性を生み出す要因・プロセスの特定
・水質・プランクトン・魚類群集など、それぞれの生態系構成要素の動態データを解析し、系全体の変動/安定性を駆動している要因やプロセスを明らかにする。
・得られた知見を陸水生態系の健全性の診断や変動性の将来予測に活かすためのガイドラインをまとめる。

関連する研究課題
  • 0 : 生物・生態系環境研究分野における研究課題

課題代表者

角谷 拓

  • 生物多様性領域
    生物多様性評価・予測研究室
  • 室長(研究)
  • 博士(農学)
  • 生物学
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担当者