- 予算区分
- AQ センター調査研究
- 研究課題コード
- 1115AQ004
- 開始/終了年度
- 2011~2015年
- キーワード(日本語)
- データベース,モニタリング,地球温暖化,温室効果ガス,オゾン層
- キーワード(英語)
- database, monitoring, global warming, greenhouse gas, ozone layer
研究概要
地球環境センターが実施している地球環境モニタリング事業等で取得されたデータのデータベース化を進めるとともに、これらのデータベースを有効に使い、地球環境研究を遂行する上で有用な研究・解析支援システムを構築する。また、併せて2010年度以前に整備されたデータベース・ツール・サーバー等の維持・管理・改良を行う。
研究の性格
- 主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
- 従たるもの:技術開発・評価
全体計画
2011年度:前年度までに整備されたデータベース・ツール・サーバー等の維持・管理・改良を行う。また、新たにデータベースに加えるべきコンテンツに関して調査を行い、データベース化を図る。
2012年度:前年度までに整備されたデータベース・ツール・サーバー等の維持・管理・改良を行う。また、新たに開発すべきデータ解析ツールに関して調査を行い、ツールの開発を行う。
2013年度:前年度までに整備されたデータベース・ツール・サーバー等の維持・管理・改良を行う。また、地球環境データベースのトップページの整備等を行う。
2014年度:前年度までに整備されたデータベース・ツール・サーバー等の維持・管理・改良を行う。また、地球環境研究センター事業の見直しに対応したコンテンツの整備等を進める。
2015年度:前年度までに整備されたデータベース・ツール・サーバー等の維持・管理・改良を行う。また、次期中期計画に向けたシステムの引き継ぎ、更新の準備を進める。
今年度の研究概要
本年度は、これまでの懸案であった、CGERによる、地上温室効果ガス観測モニタリングステーション(波照間島・落石岬)における温室効果ガス観測データを、速報値データだけでなく、品質管理された確定データについても、「地球環境データベース(GED)」のページを新たに立ち上げ、そこから外部利用者に提供することを目指す。またそれに加え、陸域生態系炭素収支モニタリングデータ、大気ー海洋間の二酸化炭素モニタリングデータなど関しても、同じページからの提供を目指す。そのため、標準となるAMES formatへの返還や、メタデータの作成を行う。また、GGTUなどデータ解析ツールの開発を継続する。
外部との連携
東京大学大学院工学系研究科・地球観測データ統融合連携研究機構とも、DIAS(地球環境情報頭融合プログラム)におけるデータ提供に関して、共同研究を実施する予定である。また、GRENE(グリーン・ネットワーク・オブ・エクセレンス)事業・「生物多様性・生態系」環境情報分野とも連携して、NIESの管理する主にJaLTER関連のdataとDIASとの連携をめざす。