- 予算区分
- BA 環境-推進費(委託費) S-7-1(5)
- 研究課題コード
- 0913BA004
- 開始/終了年度
- 2009~2013年
- キーワード(日本語)
- ライダー,球形粒子
- キーワード(英語)
- Lidar, Spherical particles
研究概要
東アジア域に展開された地上ライダネットワークや衛星搭載ライダーで計測された球形汚染エアロゾル濃度の季節・経年変化や地域変化を排出量や領域モデル結果とともに解析する。
研究の性格
- 主たるもの:応用科学研究
- 従たるもの:
全体計画
国立環境研究所がアジア域に展開する地上ミー散乱ライダーネットワークならびにNASAによるCALIPSO衛星搭載ライダーを利用し、主に人為汚染粒子によって構成されると考えられる球形粒子情報を抽出する。その地域分布特性と時間変動を解析するとともに、化学反応モデルにより推定される各種人為汚染エアロゾル濃度との対比を行い、この領域の人為汚染粒子の経年変動や鉛直分布の特徴を明らかにして化学反応モデルの改善に寄与する。
今年度の研究概要
S-7-1(1)のWRF/CMAQによるエアロゾル計算結果とライダーによる粒子分布を比較し、特に鉛直構造の差異について考察する。これを通じてモデル改良に資すると共に、S-7-1(6)のNO2カラム量のモデル・衛生観測間の差異についても鉛直輸送の観点から情報を提供する。
外部との連携
S-7-1(代表:JAMSTEC金谷有剛チームリーダー)のサブテーマ
- 関連する研究課題
- 23004 : 観測とモデルの統合によるマルチスケール大気汚染の解明と評価
- 0 : 地域環境研究分野における研究課題
課題代表者
清水 厚
- 地域環境保全領域
広域大気研究室 - 上級主幹研究員
- 博士(理学)
- 物理学,地学