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有限性を考慮した資源・環境に関する評価手法開発(平成 24年度)
Development of an evaluation method of the impact on resources and environment in consideration of their finiteness

予算区分
ZZ 名古屋大学管理
研究課題コード
1212ZZ001
開始/終了年度
2012~2012年
キーワード(日本語)
持続可能性,指標
キーワード(英語)
sustainability, indicator

研究概要

 社会の持続可能性を図る指標として開発中の、機能獲得のために使用する、空間、物質、労働、汚染物質収容力の占有率時間を測る指標を基礎に、その適用事例を増やすことで、指標の有効性を検証するとともに、その改善を行うことを目的とする。また、森林の健全性の評価に向けて生息地適性指数モデルを活用した手法構築に関する研究を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

 森林の整備や木材生産を主な対象に、直接・間接的な効果を踏まえて、低炭素化と資源消費の削減及び生態系の保全、経済への影響などの観点で評価を行う。また、既存の生息地適性指数モデルなどを活用することで、森林の健全性評価に向けた基礎的検討を行う。

今年度の研究概要

・森林の間伐や木材の生産に関わるインベントリデータの精緻化
・バイオマスの素材や化石資源代替利用による、有率時間変化に基づく総合評価
・評価に必要なデータベースの拡充を継続(資源存在量、環境負荷)
・生息地適性指数モデル構築に向けた現地調査と適用評価のための現地調査を実施

外部との連携

名古屋大学(林希一郎教授)

課題代表者

藤井 実

  • 社会システム領域
    システムイノベーション研究室
  • 室長(研究)
  • 博士(工学)
  • 化学工学,システム工学
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