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化学物質の環境リスク評価のための基盤整備(平成 22年度)
Study on Environmental Risk Assessment for Regulatory Objectives and Communication of Environmental Risks

予算区分
AK リスクセンター
研究課題コード
0610AK915
開始/終了年度
2006~2010年
キーワード(日本語)
リスク評価,生態リスク,環境基準,環境施策,リスクコミュニケーション
キーワード(英語)
RISK ASSESSMENT, ECOLOGICAL RISK, ENVIRONMENTAL QUALITY STANDARDS, ENVIRONMENTAL POLICY AND REGULATION, RISK COMMUNICATION

研究概要

環境基準値や指針値の設定をはじめとする環境政策に向けた環境リスク評価の実施を念頭に置いて、化学物質の毒性、生態毒性等に関する知見の集積、リスク評価及びリスク管理に関する動向の把握、リスク評価手法の総合化及びリスクコミュニケーション手法に関する検討等を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:政策研究

全体計画

1.環境政策に向けた環境リスク評価の実施や環境リスク管理手法の検討への反映を念頭に置いて、化学物質の毒性、生態毒性等に関する知見の集積を行う。
2.内外における化学物質の評価、管理、規制等の情報を継続的に把握する。
3.基準設定や規制の場面における活用に向けたリスク評価に関する手法の総合化に関する検討を行う。
4.リスク評価手法等を国民にわかりやすく解説するための情報をまとめ、発信する。

今年度の研究概要

(1)環境リスク評価の実施に向けて、化学物質の生態毒性及び環境曝露に関する知見の集積を進める。
(2)国内外のリスク評価等の動向を把握し、また化学物質管理に資するリスク評価手法の総合化のため、各種制度下での評価法の相違を踏まえた包括的な手法の検討を行う。
(3)環境リスクに関するリスクコミュニケーション手法の検討のため進めてきた兵庫県北・東播磨地域のため池保全にかかわる人々の意識と行動の調査の取りまとめを行う。

課題代表者

菅谷 芳雄

担当者

  • 高村 典子
  • 松本 理
  • 青木 康展
  • 白石 寛明