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電動パーソナルモビリティの認知度向上と評価(平成 21年度)
Understanding and evaluation of electric-powered personal mobility

予算区分
AI 研究調整費
研究課題コード
0809AI001
開始/終了年度
2008~2009年
キーワード(日本語)
電動車両,パーソナルモビリティ,低炭素移動手段
キーワード(英語)
electrically propelled vehicle, personal mobility, low carbon mobility

研究概要

パーソナルモビリティ等の小型移動手段に適している小型電動車両は、電池や駆動方式、大きさや移動速度に違いがあり、非電動車両に比べて比較的高額であるため、容易に試乗や現物の確認ができる状況にない。よって、車からの代替の有力候補であるが、採用されにくい。一方、所内は車が溢れている。そこで、小型電動車両を購入し、電動車両の性能や特徴の理解を職員に勧め、車通勤からの転換により、所の車通勤から生じるCO2排出の削減、駐車場不足から生じる事故の危険性の低減に資することを目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:

全体計画

市販されている駆動方式、使用電池の異なる電動自転車4台及び電動原付バイク1台を購入するとともに、小型電気自動車1台をリースし、実際に日常的に利用し、各車両の実性能評価を行う。それらの結果をもとに、駆動方式毎、電池毎に特徴とデメリットを整理し、電動車両として望ましい方式と電池等の組合せを明らかにする。一方、基本性能評価後には、職員の移動手段の一つとして実際に利用してもらい、走行距離と充電量に関する実データを収集し続けるとともに、使用感を調査する。

今年度の研究概要

電動自転車5台と電動原付バイク1台に対して順番に、小型電気自動車には別の電流・電圧計測器を取り付け、日常的に使用し、利用毎の駆動系効率を明らかにする。可能であれば、性能向上に資する改修を行い、それを評価する。一般公開時、電動自転車を試乗・展示に供し、認知度や購入意志に関する調査を行う。駆動方式と使用電池、利用時における問題点の整理を行う。

関連する研究課題
  • 0 : その他の研究活動

課題代表者

近藤 美則

  • 地域環境保全領域
    広域大気研究室
  • 特命研究員
  • 博士(工学)
  • システム工学
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