- 予算区分
- BA 環境-地球推進
- 研究課題コード
- 0712BA278
- 開始/終了年度
- 2007~2012年
- キーワード(日本語)
- GCP
- キーワード(英語)
- GCP
研究概要
グローバル・カーボン・プロジェクト(GCP)は、炭素循環の自然科学的研究に人間社会的側面を統合することにより、総合的な炭素管理に貢献することを目的とする。特に、GCPつくば国際オフィスでは、GCPの中心的活動のひとつである「都市と地域の炭素管理計画 (URCM) 」を主導している。
研究の性格
- 主たるもの:行政支援調査・研究
- 従たるもの:
全体計画
アジアの複数の都市と地域において、ボトムアップによる温室効果ガス(GHG)およびエアロゾル排出シナリオの検証を行う。具体的には、対象となるアジアの都市・地域における枠組み作り、手法開発、排出量の推定を行う。これにより、グローバルな推定を評価し、最終的にはより的確なダウンスケールシナリオの作成に寄与する。また、アジア地域における国際ネットワーク構築も重要な任務であり、都市からの主なGHG排出の活動量と排出係数のデータベース構築を行う予定である。
今年度の研究概要
今年度は、「都市と地域の炭素管理計画(URCM)」をより発展させるために、ワークショップ開催、報告書の出版、研究の評価と統合を行う。加えて、IGBP、IHDPと共同で、新イニシアティブ「バイオマスエネルギーと地球システム」の発展に貢献する。また、環境省地球環境研究総合推進費課題「地球温暖化に係る政策支援と普及啓発のための気候変動シナリオに関する総合的研究」において、社会経済の将来シナリオの包括的なレビューを行い、都市発展のボトムアップ解析手法の発展に寄与する。そのためには、国際ネットワークの拡充とテストサイトから得たデータのデータベース作成が重要な課題となる。
備考
旧課題コード:0206BA575。グローバル・カーボン・プロジェクトつくば国際オフィスは基本的には国際オフィスとして機能する。
課題代表者
笹野 泰弘
担当者
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山形 与志樹
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Shobhakar DHAKAL