- 予算区分
- LA 共同研究
- 研究課題コード
- 0709LA582
- 開始/終了年度
- 2007~2009年
- キーワード(日本語)
- サンゴ,温暖化
- キーワード(英語)
- coral, global warming
研究概要
日韓の国境を跨ぐ対馬〜朝鮮海峡地域において、1)造礁サンゴの群集構 造を明らかにし、それに基づいて群集構造と環境要因との関係を明らかにすること、 2)サンゴ骨格と環境要因との関係を明らかにすることを目的とする。このため同研 究地域の環境が異なる5地点において、定量的かつ統一的なサンゴ群集の記載を共同 で行い、環境要因と群集構造の関係を明らかにする。さらに、同地域に生息するキク メイシ科サンゴの骨格を用い、地球化学的手法も併せて利用することで、骨格とそれ を取り囲む環境との関係を評価する。
研究の性格
- 主たるもの:応用科学研究
- 従たるもの:技術開発・評価
全体計画
2007年度においては,韓国済州島,壱岐・対馬において,サンゴ群集の定 量的な記載を行うとともに,コアを採取する。韓国Geoge島,甑島で予察的な調査を 行う。
2008年度においては,取得したコアの解析を進めるとともに,対象地域全域において サンゴ群集の定量的な記載を行い,サンゴ骨格と群集と周辺環境の対応を検討する。
2009年度においては,最終成果をまとめ,ワークショップを開催する。
今年度の研究概要
韓国済州島,壱岐・対馬において,サンゴ群集の定量的な記載を 行うとともに,コアを採取する。韓国Geoge島,甑島で予察的な調査を行う。
- 関連する研究課題
- : 関連P5 温暖化に対するサンゴ礁の変化の検出とモニタリング
課題代表者
山野 博哉
- 生物多様性領域
- 上級主席研究員
- 博士(理学)
- 地理学,地学,理学