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鳥類繁殖技術の開発および基礎的研究(平成 19年度)
Research and Development on Avian Reproductive Techniques.

予算区分
AE 経常
研究課題コード
0707AE501
開始/終了年度
2007~2007年
キーワード(日本語)
精子,卵子,始原生殖細胞,鳥類
キーワード(英語)
SPERM,OOCYTE,PRIMORDIAL GERM CELLS,AVIAN

研究概要

本研究の目的は、絶滅危惧問題の解決に向けて、「人為的に」鳥類個体を作出する方法の開発に取り組むとともに、鳥類生殖細胞の形成に関与している因子を検索し、その分子制御機構を解明することである。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:基礎科学研究

全体計画

本研究では、鳥類生殖細胞の形成機構に関する新たな知見を得るために、生殖細胞の発生・分化段階に応じた特異的遺伝子の解析やその解析手法の開発を行う。この成果をもとに、精子、卵子および始原生殖細胞の有効利用を実現する体外培養技術、凍結保存技術および繁殖工学技術等の改良・発展を目指す。

今年度の研究概要

高度に特殊化した生殖細胞である精子あるいは卵子における遺伝子発現を解析するために、体細胞の混入なく精子を純化する方法や卵子を人為的に成熟・排卵させる体外培養法の活用について検討する。精子や卵子、さらには始原生殖細胞で特異的に発現している受容体等を解析することで、鳥類生殖細胞の生存および増殖に必要な因子の発見を目標とする。

備考

Prof. Olszanska B. and Dr. Stepinska U. (Institute of Genetics and Animal Breeding, Poland)

関連する研究課題
  • 0 : その他の研究活動(環境研究基盤技術ラボラトリー)

課題代表者

川嶋 貴治

  • 環境リスク・健康領域
    環境リスク科学研究推進室
  • 主幹研究員
  • 博士(理学)
  • 生物工学,生物学,畜産学
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