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ゲノミクスに基づく化学物質の生態影響評価法の開発に関する研究(平成 19年度)
Studies on the development of ecological risk evaluation in chemicals using genomics.

予算区分
BD 環境-環境技術
研究課題コード
0608BD516
開始/終了年度
2006~2008年
キーワード(日本語)
ゲノミクス,緑藻,ミジンコ,メダカ
キーワード(英語)
GENOMICS, ALGE, DAPHNIA, MEDAKA

研究概要

化審法の生態影響試験として採用されている、藻類(ムレミカズキモ)、魚類(メダカ)、甲殻類(オオミジンコ)のそれぞれについてマイクロアレイを作成し、共通の化学物質によって反応するmRNAと反応しないmRNAを明らかにすることにより、毒性発現メカニズムや感受性の差にについて明らかにする。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:

全体計画

ゲノミクスに基づく化学物質の生態影響評価法が可能であるかどうかについて明らかにする。
1、緑藻についてはmRNAライブラリーの作成、他の生物についてはマイクロアレイの作成を行う。
2、幾つかの化学物質について、毒性試験で影響の認められる量、または時間におけるmRNAの動きをマイクロアレイで解析する。
3、マイクロアレイのパターンおよび動いているRNAを解析して、毒性発現のメカニズムの推定が行えるかどうかを検討する。

今年度の研究概要

緑藻についてはmRNAライブラリーを基にマイクロアレイの構築を行う。
また、今年度1次試作が完成予定であるミジンコマイクロアレイについて、幾つかの化学物質をもちいてその利用可能性を探る。

備考

共同研究者:大学共同利用機関法人自然科学研究機構 渡邉肇助教授(研究代表者)、
株式会社エコジェノミックス 鏡良弘

関連する研究課題
  • 0 : 環境リスク研究センターにおける研究活動

課題代表者

鑪迫 典久