ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方

表面張力測定を用いた有機エアロゾルの雲生成能評価に関する研究(平成 19年度)
Effects of organic aerosols on cloud formation processes using the surface tension measurements

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
0607CD528
開始/終了年度
2006~2007年
キーワード(日本語)
表面張力,エアロゾル,ミストチャンバー
キーワード(英語)
surface tension, aerosol, mist chamber

研究概要

大気エアロゾルの表面張力を測定し、表面張力と化学組成の結果を定量的に関係づける方法を検討する。特に、近年、雲生成への寄与があると考えられている有機エアロゾルに注目し、AMSで得られる有機物の質量スペクトルと表面張力測定結果を整理し、両者を関係づけることを目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

平成18年度 ミストチャンバーによるエアロゾル採集法と表面張力測定方法を改良し、屋外における実大気中での観測法の確立を目指す。
平成19年度 国立環境研究所の大型チャンバー内で生成した有機エアロゾルをミストチャンバーで捕集し、その表面張力を測定する。基礎データを取得したあとで、辺戸ステーションでの観測を行う。

今年度の研究概要

国立環境研究所の大型チャンバー内で生成した有機エアロゾルをミストチャンバーで捕集し表面張力を測定する。基礎データを取得したあとで、辺戸ステーションでの観測を行う。AMSで得られる有機物の質量スペクトルと表面張力測定結果を整理し両者を関係づける。

備考

経常研究でも同様の研究を継続して行っている。

関連する研究課題
  • : アジア自然共生研究グループにおける研究活動

課題代表者

高見 昭憲

  • 地域環境保全領域
  • 領域長
  • 博士(D.Phil)
  • 化学,化学工学
portrait