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アジア−太平洋地域におけるPOPs候補物質の汚染実態解明と新規モニタリング法の開発(平成 19年度)
Pollution study and development of monitoring methods of POPs candidates in Asia-Pacific regions

予算区分
BA 環境-地球推進
研究課題コード
0607BA459
開始/終了年度
2006~2007年
キーワード(日本語)
アジア,環境,残留性有機汚染物質,バイオアッセイ,化学分析
キーワード(英語)
ASIA, ENVIRONMENT, PERSISTENT ORGANIC POLLUTANTS, BIOASSAY, CHEMICAL ANALYSIS

研究概要

アジア−太平洋地域におけるPOPs候補物質の汚染実態に関する基礎情報を収集することに加え、将来的なモニタリングや物質循環解明のための技術および方法を確立する。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

本研究ではサブテーマ「毒性評価および新規モニタリング法の開発」を担当する。アジア各地から採取された土壌および底質試料を対象に、バイオアッセイを用いたダイオキシン類縁化合物の包括的毒性評価と寄与物質の解析(TIEアプローチ)と、次期POPs候補物質の分析法の開発およびフィールド調査・挙動解析への適用などについて検討する。

今年度の研究概要

安価で簡易なPOPsおよび類縁化合物のスクリーニング手法、原因物質検索手法のスキームを構築する。具体的には土壌、底質試料を対象とした前処理法の簡略化等を検討するとともに、毒性の主体となる原因物質探索のためにイムノアッセイキットを適用する。初年度に得られた化学分析とDR-CALUXの組み合わせによる解析結果との整合性を確認し、簡易スキームの精度や有効性を検証する。また、有機窒素化合物などの新規物質を対象とした分析法を開発するとともに、分解・溶出等の挙動に関するラボ実験等を行う。

備考

研究代表者 愛媛大学 高橋真 研究分担者 国立環境研究所 山本貴士 渡部真文

課題代表者

滝上 英孝

担当者

  • 渡部 真文