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メダカ、ミジンコなどの水生生物を用いた内分泌かく乱化学物質に関するスクリーニング・試験法開発(平成 19年度)
The development of screening and testing methods for chemicals with

予算区分
AK
研究課題コード
0208AK536
開始/終了年度
2002~2008年
キーワード(日本語)
ミジンコ,メダカ,内分泌かく乱
キーワード(英語)
DAPHNIA, MEDAKA, ENDOCRINE DISRUPTOR

研究概要

メダカ、ミジンコなどの水生生物を用いた内分泌かく乱化学物質に関するスクリーニング・試験法開発をおこなう。ミジンコを用いた試験は日本から提案した初めての試験法として、環境省および各国と協力してOECDテストガイドラインに早く採用ことを目標とする。メダカを用いた試験法に関しては米国EPAおよび日本の提案している試験法の比較およびその応用を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:政策研究

全体計画

無脊椎動物(ミジンコ)を用いた内分泌かく乱作用の検出法の開発を以前よりおこなってきた。その結果を利用して無脊椎動物に対する内分泌かく乱化学物質の新たなスクリーニング法をOECDに提案した。2005年のプレリングテスト、2006年のリングテストを日本がリードラボとして実行し、その成果を挙げている。今後OECDガイドライン化に向けて必要な作業および研究を随時行う。
メダカの内分泌かく乱試験法はまだOECDで議論されており、米国EPAの提案しているTwo generation法と日本の提案しているFull lifecycle法との比較検討が必要とされている。

今年度の研究概要

ミジンコについてはテストガイドライン化に向けたリングテストを行い、そのとりまとめをおこなう。
メダカについては、米国EPAが提案している手法を踏襲し、日本が提案している手法との違いを明らかにするとともに新たな試験法として昇華させる。

関連する研究課題
  • 0 : 環境リスク研究センターにおける研究活動

課題代表者

鑪迫 典久