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有害藻類モニタリングおよび特性解析のための新規計測システムの開発(平成 18年度)
Development of new Measurement Systems for Monitoring and Analysis on Harmful algae.

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
0608CD547
開始/終了年度
2006~2008年
キーワード(日本語)
計測システム
キーワード(英語)
MEASUREMENT SYSTEMS

研究概要

本研究では、ミクロキスティンなどの有害藻類の諸特性や産生毒素を簡単・迅速に測定することを目的とした計測システムとして、酵素や抗体などを用いた毒素モニタリングのためのバイオセンサー、さらに藻類特性の迅速計測システムとして自動増殖測定装置や藻類細胞の活性測定のためのマイクロデバイスを開発し、実際の水域での実証化することを目標とする。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

初年度である2006年度では、回転培養型の自動培養計測装置、途上国においても使用可能な安価な並列型培養計測システム、さらに、酵素センサーによる藍藻毒の検出システムの開発と試作を行うとともに、開発されたシステムを用いた実証試験を行う。2007年度以降は、藍藻毒の検出システムとしての抗体センサーシステムと、藻類1細胞での活性測定のためのマイクロデバイス開発を行う。また、最終年度である2008年度ではマイクロデバイスの試作とともに、完成したシステムを用いた国内外での現場実証試験を実施する。

今年度の研究概要

今年度は、回転培養型の培養システムと発行ダイオードによる藻類増殖光センサーを開発し、自動培養計測装置とする。また、途上国においても使用可能な簡易型並列培養計測システムを開発する。さらに、酵素センサーによる藍藻毒ミクロキスティンの検出システムの開発と試作を行う。試作した簡易型並列培養計測システムを用い、現場水域で発生する藻類に対する計測実証試験を行う。

備考

東北大学 環境科学研究科 末永智一教授
明星大学 理工学部 岩見徳雄助教授

関連する研究課題
  • 0 : その他の研究活動(化学環境研究領域)

課題代表者

板山 朋聡